ザリガニ
2019年アメリカでもっとも売れた本、ということで
「ザリガニの鳴くところ」というミステリー小説を読む。
犬や猫、カラスの鳴き声、鳥のさえずりとか、色んな音を聞いてるが、
ザリガニの鳴いてるのを聞いたことあるかい？
あるわけないよな。
どうも、そういう地域、誰も聞いたことも行ったことも
のないようなところ、とかいう意味だな。
物語的に。
アメリカの沼地、湿地帯というのは、結構ある舞台設定な。
この辺りでは様々なことが起こるらしい。
あまりに未開で、普通の人間じゃ行けないような場所。
麻薬製造、殺人者の隠れ家、ホームレスの最終地。
非日常過ぎて誰も近づかんところ。
そこに挑戦した70歳のバアさんの初めての小説ときた。
すげえバアさんだ。
そこを舞台に、文学的な筆致でミステリーに仕上げた作品だ。
おい、東野圭吾、これ読め！
お前の出すクズものとは、違うだろ？
恥ずかしくなるだろ、お前のクズものが。
バアさんの爪の垢でも飲んで、静かにしとけ。
クズに読ませたい小説がある。
「白夜行」
読んでみろ。
素晴らしいぜ。
アメリカ大統領選挙
サンダースかよ、と思っていたらバイデンが躍り出た。
まあちょっと前まで、彼だろうと予測されてたから
本命が出てきたということだな。
ブルームバーグやら、ウォルターズさんやら、何とかさんやら
色々あったけど、前の副大統領に落ち着く気配だ。
トランプは、誰がきてもオイラの優勢はゆるがない、
と吠えてる。
そういう気配が濃厚だったな。
コロナ上陸までは。
全世界コロナ不況の中でトランプの勢いは削がれるかもな。
11月までに景気が回復するなんて誰も思わんもんな。
同様に、オリンピック開催できるなんて誰も思わんな。
で、トランプが負けた場合だ。
民主党政権になるわけだけど、結構、不安だぞ。
オバマが目指したように、世界から核をなくすだの、
紛争を避けるだのとやりだすと、習さんの出番が増える。
心配だー。
ハワイ近海まで中国のものにされ、世界中が中国製品
に席巻されそうだぜ。
その点、トランプなら公然と中国と力比べもするしな。
だけど、ロシアが絡むとまた別だ。
トランプはロシアのIT技術で当選したらしいし。
なにしろ永代大統領になって世界を脅し続けたいみたいだから。
プーさん、ロシアを支配し、世界を牛耳り・・・
結局トランプでも、バイデンでも世の中が良くならない
ということか。
トランプもバイデンも年だし・・・
アイビーリーグって、何やってんの？
差別をなくし、気候変動を終わらせ、
世界を良くする奴を育ててるんじゃないの？
やっぱり人類は恐竜たちみたいに、何億年も生存
できない種だな。
最近つくづく、そう思うよ。
パラサイト
韓国映画を初めて観た。
アカデミー賞を取った映画だから。
でなけりゃ、金積まれても観ない。
（ただし、額による）
まづ感じたのは、脚本の斬新さ。
ちょっと無い。
というより、良く思いついた。
日本じゃ（それを言うなら欧米でも）考えつかない。
アメリカの奴ら、びっくりこいたはず。
南朝鮮人しか発想できない脚本だ。
彼らは、日本、中国、欧米に寄生してるからな。
この発想は、日本人じゃ無理。
新聞、雑誌じゃ韓国は日本以上に文化分野で国際投資
してるから、とか論評してるぜ。
アホか。
そういう日常だから、あの作品が出来たんだぜ。
グロイ場面はタケシ的だし、三池ふう。
作品としてはかなりの水準で、「万引き家族」クラス。
2018の「グリーンブック」とは雲泥の差。
が、三池の「初恋」より数段うえ。
日本映画、負けんなよ。
コロナウィルス
パンデミックが迫ってきた。
中国は終息しつつあり、イタリア、イラン、南朝鮮は拡大中。
欧米もかなりヤバイ。
日本は1000人超え、死者16人。
感染症のプロの話によると、その10倍以上の感染者がいるとか。
イタリア並みが現実か。
いくら致死率が低いとはいえ、怖いぜ。
2か月後、1/3が感染したとして、4000万人。
致死率を2％として、80万人が死ぬんだ。
日本の交通事故死が、年1万人以下だから恐ろしい数字だ。
このアウトブレークを止められるか。
少なくともオリンピックは無理だわな。
ついでに野球、相撲も、下手なガキどものコンサートも中止だ。
進化論的考察をするぜ。
おいらの得意な分野だ。
あれは人類に対する自然界からの警鐘だった。
エボラ。
「やたらにそこらのものを喰うんじゃねえ、土人めら」
エイズも同じ。
「あんまりヤりすぎんじゃねえぞ、バカどもが」
これには世界中のスケベどもが奮起し、薬を開発。
今じゃエイズで死なない。
コロナ。
「グローバリゼーションだと？、そいつらから殺してやる」
やつらは賢い。
潜伏期間を長くし致死率を下げた。
だから広まる。
エボラみたいなら発症者に近づかなきゃいい。
コロナ、ホントに賢いな。
グローバリゼーションの価値を一気に落とした。
それで正解。
地産地消、身の丈で十分。
日本人は米と、味噌汁と菜っ葉喰ってりゃいい。
たまにステーキ。
ときどきカツどん。
1年に一回、海外旅行。
いかん、いかん。
グローバルになってしもた。
いってQ
復活したな。
「世界の祭りに参加して・・・」ドンくさい漫才師。
どいつもこいつも漫才師の片割れってのはどういうこと？
まったく面白くない。
もともとドンくさいから何やっても競争にならない。
ドンくささに笑いをとるなんて、創世記のテレビか。
笑いは、一生懸命さから自然に出る。
出川の英語も。イモトのマッターホルンも
髪の毛逆立ってるにいちゃんの駒廻しも、
懸命さが面白いし感動して涙も誘う。
宮川とかデブの何とかちゅうのは愚かしさだけ。
日テレ、いい加減にせいよ。
そのうちまたごまかしするんだろ。
おまえんとこは昔からごまかしだらけだ。
江川と巨人もそう。
ニュースもバラエティもみんな偏ってる。
何とかいうMCもどうにかならんのか？
紅白の司会までしとるけど、なにがいいのか分からん。
アホ丸出しの面で、品性のかけらもないぜ。
日テレとNHKは同列レベルというのは昔からだな。
そんな番組を観てる俺も大馬鹿ものよ。
そんなバカでも「何とか祭り」は観ないぜ。
最初からヤラセに気づいてたから。
やめろ。
頼むからやめてくれ。
イモトと女芸人、出川のためにも。
スキャンダルはアメリカのセクハラ実態を見事に描写している映画だよ
映画、観た。
凄いね、シャーリーズ・セロン。
こんなヤバい物、プロジュースして主演して・・・
シャーリーズ・セロンとニコール・キッドマンが一緒。
過去、あったのかねえ。
トランプ敵に回し、FOXやらのマスゴミどもを相手に
よく頑張ったもんだ。
メークでの変身は確かにアカデミー賞ものだけど、
ヒロなんとかのインタビューが拙すぎ。
日本人のくせにアメリカ国籍を取ったとたん、
日本映画界の悪口放題。
それはねえだろ、バカヤロ。
お前のおかげで、映画の値打が半分になったわ。
お前がやることは、イモトをニコール・キッドマンに
変身させることだろ！
そしたら、日本アカデミー賞をくれてやる。
あ、そう。
そんなもん、無理だし要らんてか。
だよな。
マイケルコナリー
コナリーの邦訳「レイトショー」を一気読み。
ルネイ・バラードという女性刑事のシリーズ第1作。
読み応えがあるねエ。
上司との軋轢をものともせず、という流れは
ハリー・ボッシュのシリーズと同じだ。
重層的なストーリと相まって話に奥行きと艶がある。
みごと！
ミッキー・ハラーの弁護士ものも素晴らしい。
よくも一人で毎年こんな小説を書けるもんだよ。
日本には一人としていねエし、これからも絶対出ない。
ほとんど全ての作品が買われるんだけど、映画化は稀。
イーストウッド主演の「我が心臓の痛み」とか
マヒューの「リンカーン弁護士」とか、数本。
本人が映画化権を買い戻して映画化してるそうな。
いっぽう、ジョン・グリシャム。
こいつも凄いぞ。
コナリーとほぼ同年代で、作品数もほぼ一緒くらい。
「評決の時」、「レインメーカー」などなど。
ほとんどが映画化されてる。
主演は、ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントン
トム・クルーズ他、一線級ばかり。
映画化の分かれるところは、内容の分かり易さか。
コナリー作品は心理描写の占める割合が多い。
グリシャム作品は筋立てがストレートで万人受け。
グリシャム作品の中にこんなシーンがある。
「悪党どもと関わりすぎて、疲れ果てた。
南の国にでも行って、ビール飲みながら、
マイケル・コナリーを読むか」
やるねえ、グリシャム。
コナリーも意識してるんで、ミッキー・ハラーを
生み出したのかも。
トマス・ハリスも頑張っているけど、年だしなア。
ローレンス・ブロック大先生は、ほぼ引退。
ドン・ウィンズロウ、二人に負けるなよ。
（実際、負けてはいないし、こいつも凄すぎる）
東野圭吾、上の先生たちの作品読んでねえだろ？
読んでたら、あんなつまらん小説書けんだろ？
